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メディアスタジオ
2024/02/13

ふるさと納税を政治参加の糸口に!ふるさと納税forGood!事業代表 田口一成さんをお招きしました【せかいまちラジオ収録】

こんにちは!

ボーダレスステーションです。

まちづくりの最前線で、ユニークで新しい活動をしている多彩なゲストを招いて語らうラジオ番組、「せかいまちラジオ」。

今回は、昨年12月にリリースしたばかりのクラウドファンディング型ふるさと納税プラットフォーム、「ふるさと納税forGood!」の事業代表をされている田口一成さんをゲストにお招きしました。

ふるさと納税forGood! ホームページはこちら>>>

最近は、民間のポータルサイトのテレビCMもたびたび放映されるようになったふるさと納税。

「お得な制度だと聞いたことがあるけど、よくわからなくて使ったことがない…」という方もいれば、「納税しながらおいしい返礼品をゲットできるから、使いこなしてるよ!」という方もいるのではないでしょうか。

ふるさと納税forGood!は、そんなふるさと納税の既存イメージをアップデートさせ、「ふるさと納税から行政への参加意識を高める」ということを目的に始まった、まったく新しいふるさと納税のポータルサイトなんだそう。

今回のせかいまちラジオは、ノーカット1時間というロング収録版!

サービス着想に至った背景や、そもそもどんなサービスなのか、田口さんがこのサービスに込めた想いなど、熱く熱く語っていただいています!

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田口一成さん プロフィール

1980年生まれ、福岡県出身。

早稲田大学在学中にワシントン大学へビジネス留学。

卒業後、株式会社ミスミを経て25歳で独立し、株式会社ボーダレス・ジャパンを創業。

社会問題をビジネスで解決するソーシャルビジネスのプラットフォームカンパニーとして、現在世界13カ国・48のソーシャルビジネスを展開。

2019年には日経ビジネス「世界を動かす日本人50人」やForbes Japan日本のインパクトアントレプレナー35人にも選出。

著書に「9割の社会問題はビジネスで解決できる」がある。

3人のお子さんを持つパパであり、趣味は釣り。

小学校の時は釣竿を持って登校していたエピソードも。

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ボーダレスステーション代表の李さんとは、前職のミスミの同期というつながりもある田口さん。

ボーダレス・ジャパンの運営を通じて、さまざまな社会問題解決のために日々尽力されています。

そんな田口さんが今回新たな事業として思いついたのは、私たちの暮らしにも身近になってきた「ふるさと納税」という仕組みに関するものでした。

ふるさと納税とは?

総務省公式HPによると、ふるさと納税とは、「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設された仕組みなんだそうです。

国民の義務の一つである「納税」。

基本的に税金は、そのとき自分が暮らしている自治体に納めることが原則です。

ですが、自分の生まれ育った自治体に自分の意思で納税できる制度があってもいいんじゃないか?そんな思いでスタートしたのが、ふるさと納税なんだそう。

現状の制度としては、生まれ故郷にかかわらず、どの自治体でも自由に自分で納税先を選ぶことが可能になっています。

ふるさと納税が注目される理由の最たるものが、先述した「返礼品」です。

自治体は、納税先に選んでもらったお礼として、納税額に合わせたお礼の品=返礼品を納税者に贈ることができます。

その内容は、自治体の地域で生産された産品に限定。

中にはお米やお肉、フルーツ、魚介類などを出品している自治体もあり、「どうせ納税するなら素敵な返礼品をもらえる自治体にしよう!」と、ふるさと納税利用者は増加の一途をたどっています。

今のふるさと納税、これでいいの?

「せっかくのふるさと納税制度、従来通りの利用のされ方でいいんだろうか?」

田口さんは、昨今のふるさと納税のあり方に、そんな疑問を抱くようになったといいます。

納税先を自分で選ぶ。

その行為自体はまさしく民主主義を体現している素晴らしいもので、政治離れが叫ばれる日本国民が身近に政治参加するきっかけとして絶対に必要なもの。

でも、そんなふるさと納税が、返礼品目当てのサービスに留まってはいないだろうか…?

そこで思いついたのが、新しいふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税forGood!」でした。

ふるさと納税forGood! ホームページはこちら>>>

返礼品ではなく、「応援したいプロジェクト」で納税先を選ぶ

従来のふるさと納税ポータルサイトと「ふるさと納税forGood!」の違い。

それは、「何を基準に納税先を選ぶか」

既存のサイトの多くは、返礼品の魅力度や人気ランキングで自治体が表示されるものが多く、利用者は商品を基準に納税先を選ぶ、いわば「ECサイト」的な役割を担っています。

一方「ふるさと納税forGood!」は、返礼品ではなくその自治体や地域の民間企業が、地域づくりのために計画しているプロジェクト単位で納税先を掲載

利用者が、「このプロジェクトなら応援したい!」と自発的に納税先を選択できるような仕組みになっていると、田口さんは語ります。

さらには、納税先として選択したプロジェクトの進捗を定期的に見守ることができる仕組みも構想中のこと。

「どんな政治に自分たちの税金が使われているのか知ることは、市民としての権利でもあり義務でもあると思う」

「『ふるさと納税forGood!』のサービスを通して、こんなプロジェクトを推し進めてくれる政党や候補者さんに投票しよう!と選挙に行く意欲を高めたり、こんなプロジェクトを進めてくれるなら、ここに納税したいね、と気軽に政治についての会話ができるきっかけになったりしたら嬉しい!」

「ふるさと納税forGood!」の持つ社会的意義を分かち合いながら、田口さんはその無限の可能性に笑顔を浮かべました。

「ふるさと納税に関心がある方ももちろん、まちづくりや地域づくりに関心がある方は、ぜひ『ふるさと納税forGood!』を利用してみてほしい!」

「そしてもし、地域のために何かプロジェクトをやってみたいと感じている方がいたら、ぜひ一度『ふるさと納税forGood!』を通してご連絡ください!自治体への共同提案など、きっと何かお手伝いできることがあるはずだから!」

社会をよりよいものにできる事業をスタートしたいけれど、資金面での課題があり一歩踏み出せない。

そんな日本を変えうる若き起業家への熱い応援メッセージを、田口さんは残してくださいました。

「ふるさと納税forGood!」、なんだか面白そう!

なかなか政治については疎いけど、まずはふるさと納税から関心を傾けてみようかな?

そんなあなたにおすすめしたい今回のせかいまちラジオは、Spotify と Youtubeからご視聴いただけます。

次回配信もお楽しみに!