【ROOTS TV第3弾!】アイヌ文化の若き伝承者 関根摩耶さんをゲストにお招きしました!
こんにちは!
ボーダレスステーションです。
多様なルーツを持ったゲストの方々をお呼びして、異文化理解、多文化共生を語らうトーク番組「ROOTS TV」。
待望の第2回となる今回は、アイヌ民族のルーツを持ち、その文化や歴史を発信し続けている関根摩耶さんをゲストにお招きしました!
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関根摩耶(せきねまや)さん プロフィール
アイヌ語の名前は、波が穏やかな状態の凪を指す「ノト」。
北海道の二風谷(にぶたに)にあるピパウシコタンで生まれ育つ。
自身のYouTubeチャンネル「しとちゃんねる」やX(旧:Twitter)などのSNSなどでの発信にくわえ、各種メディアへも多数出演。
アイヌ語、アイヌの風習・文化、料理を学び、広めるためにさまざまな活動をしている。
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アイヌ語で「こんにちは」を意味する「イランカラプテ!」という言葉で挨拶を交わして収録がスタート。
収録序盤からさまざまなアイヌ語が飛び交いました。
摩耶さんが現在の活動を行うようになったのは高校3年生のころ。
きっかけは、アイヌ語にまつわるラジオ出演のアルバイトの誘いを受けたことだったそう。
それまで自分自身のルーツを伝えようとあまり考えたことはなかった摩耶さんでしたが、まずは自分自身が学び慣れ親しむことから始めようとアイヌ語の勉強をスタート。
現在ではしっかりと身体に身につき、自然な会話の流れの中で使うことができるようになったといいます。
あらゆるものに結論や評価、白か黒かはっきりさせようとするよりも、曖昧なままそれそのものを受け入れるアイヌの考え方に、摩耶さんは大切なことを学んだといいます。
そして活動をするなかで、自身にかかわるすべての方に「生きているただそれだけで大切な役割を果たしている存在であり、みんなが幸せになっている」というメッセージを伝えていきたいんだと、明るい表情で語りました。
トークテーマには、現在大ヒット公開中の映画『ゴールデンカムイ』の作者、野田サトルさんとの興味深い交流エピソードも!
作品のファン必見の裏話や、作中に出てくる「チタタプ」などのお馴染みワードのリアルまで、この動画でしか知ることのできない話題が目白押しです。
知れば知るほど魅了されるアイヌカルチャーの世界。
現代社会に定着している既定の価値観を、違った視点で見つめ直すきっかけになるかもしれません。
ROOTS TVはBステのYoutubeチャンネルからご視聴いただけます。
レポートでは語り尽くせないくらい、新たな学びでいっぱいの収録回になっております。
ぜひとも本編も合わせてご覧ください!
次回配信もお楽しみに!